虚言癖と幸せ

虚言癖は幸せですか?

「幸せ」の定義にもよりますが、虚言癖のある人が本当の意味で満たされた人生を送るのは難しい。

誰しも誤魔化したり嘘をつくことは必ず起こる。それで一時的に楽になったりする。しかしこれが癖となってしまったら?

他人の評価を操作できることはあっても、最終的には信頼を失い人間関係が崩れやすくなる。さらに、虚言が積み重なることで「本当の自分」がどこにあるのかわからなくなりいっそう孤独感や不安を抱えやすくなるでしょう。

一般的には虚言癖そのものは治らないものではなく原因を理解し自己認識を深めていけば少しずつ変わることもできます。

しかしこれが癖になってしまったら、本人が自覚しない限り周りが何を言っても行動が変わることはない。

原因と対処

自分の嘘によって得られる「関心」や「共感」に依存していることが多く、正論や説得よりもその根本的な心理(寂しさ、不安、承認欲求など)にアプローチしないと改善が難しいからです。周囲としてできることは限られています。適度な距離を取るのも大事ですし、SNSでの嘘に巻き込まれないようにする対策も必要。

もしこのようなタイプがいたり近づかれた場合

虚偽の情報を拡散しない
・直接対決せず、スルーやブロックを活用する
・信頼できる人との繋がりを大切にし、嘘に振り回されない環境を作る

その人が変わるかどうかは本人の問題なので無理に説得しようとせず、自身の精神的な負担を減らす方向で考えたほうがいいです。

SNSで数々の虚偽のプロフを作る行為について

それはまさに「人との繋がりを求めているけど、結局うまくいかずにリセットしてしまう」というパターンを繰り返している状態。
その人自身が本当の意味で人と関わることに不安を感じているか、現実の自分に自信がなくて虚構の自分を作り続けてしまうのかもしれません。

フォローをたくさんするのも「誰かに構ってほしい」「注目されたい」という気持ちの表れですが、結果として浅い繋がりしか生まれず人間関係が長続きしない。
だから、新しいアカウントを作ってリセットしてしまう。

もし関わる必要がないならそっと距離を置いたほうがいいと思います。無理に相手を理解しようとしたり助けようとしたりするとこちらが消耗してしまうことがほとんど。その方が健全かもしれません。

大人になってこういう生き方になってしまうと、幸せになれない

浮気をした場合、パートナーに許してもらうには「もうしない」という言葉よりも行動です。

行動が伴わないことで疑心暗鬼の日々なら離れるしかない。


その人自身も本当の意味で満たされているとは言えないでしょうし、周囲の人にも影響を与えてしまうので結果的に誰も幸せではない状態になってしまいます。

本人は「人と繋がりたい」「認められたい」と思っているはずなのに、虚偽のプロフィールや表面的な関わり方のせいで深い人間関係を築くことができず、結局孤独を感じてしまう。その寂しさを埋めるためにまた新しいアカウントを作る…という悪循環ですね。

本当に人と繋がりたいなら、無理にたくさんの人と関わろうとするより一人でも信頼できる相手を大切にするほうが幸せになれると思うのですが、そういう人ほど「浅く広く」関わろうとしてしまう傾向があります。

結局のところ幸せになれるかどうかは「自分と向き合えるかどうか」にかかっているのかもしれません。
虚構ではなく、本当の自分を受け入れられるようにならないとどれだけSNSで人を集めても満たされることはないのかもしれません。

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